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家のなかでの ”体感” 遊びいろいろ

そろそろ天候が不安定な日が増えて、梅雨が目の前と思われます。
パワーのありあまっているお子様たちとの ”おうち遊び”アイデアのいろいろをご紹介します。
もちろん雪家で実践されたあれこれです。

「かくれんぼ」&「宝探し」

1~2歳児、かくれんぼ大好きですよね。隠れているつもりなのに丸見えなところがご愛敬。
でも、家の中で隠れるところは限られてくるし、大きくなってくると隠れるのも大変。そこで雪家では、

『隠れるのは、”くま” や ”ごまちゃん” のぬいぐるみ。隠すのは子供だったり、私だったり』

なるほど、小さいからどこでも隠れられるね。

『幼児期はちょっと見えるように隠したり、子供自身が隠れるような場所にあえて隠したり、探す場所を限定したりして ”ハンデ” が必要だけどね。でも、子供は探すより、隠す役をさせるとけっこう喜ぶよ』

つい口をすべらせてヒントとか言っちゃうんだよね、見つけてほしいんだよね、子供って。

で、小学校中学年くらいなると 「宝探し」にステップアップするんだ、という。

『家の間取り図を作って隠し場所を示しておいたり、暗号とかなぞなぞ的なメッセージを与えたりね』

なるほど、そりゃ小学生でも楽しめるわ。

『二人が中学生になってから、十五種類の駄菓子に1から15まで番号をつけて、家中に隠したこともあるよ。途中抜けてる番号があったら ”見つけてない” ってことになるじゃん。このときはけっこうエグイ場所ばかりに隠したから、ヒョウもウサギもその日のうちに全部は見つけられなかったよ』

私の勝ちだ、フハハハハッて、相変わらず鬼畜ですな。

工夫すれば、家のなかでも ”運動” ができる

ヒョウくんもウサギちゃんも ”運動神経万能” とはほど遠い幼児時代だったという。ほんとは父親にキャッチボールやサッカーなどで運動能力を上げるフォローをしてもらうのが理想なのだろうが。

『うちの旦那さまは、全然ダメ。自分はゴルフやテニスやフットサルって好き勝手やってるくせに、子供の運動能力向上のためのアシストをしようなんて気はさらさらない。』

ただ、公園で遊ぶこともできないんだよ、腹立つ!とは常々愚痴っていることで、

『期待して待っていても、時間は戻ってこないからね。幼児期の ”今” 鍛えたほうがいい能力ってあると思って、珍しく本を手に入れて調べたさ』

そう、雪女さんは何事においても、「”器”を大きく、柔軟に」するような働きかけをこころがけているのだ。特に幼児期は「脳」と「指先」と「身体能力」の鍛え時だと思っている。何か一つのことを詰め込むよりも、広く浅く訓練と経験を積ませたいと考えているのだ。

『で、”幼児期にさせると運動神経が鍛えられる”ような運動がわかったけど、本を見て「やってみよう!」と言っても、まず子供は動かない。だから遊びとしてできるようにしようと思って、一つ一つの動きを簡単なイラストで紹介したカードを作ったの』

それは カレンダーを10cm四方くらいに切ったメモ用紙に ”棒人間” と動きの名前と回数を鉛筆でササッと書き込んだ、とっても雑なカードで、

『雑って言うな。でも、そんなカード作りに力尽きても仕方ないし、使い物になるかどうかもわからなかったから、確かに適当に作ったけどね。で、そのカードを箱(確かティッシュの空き箱)にいれて、カードを子供に引かせて、出た動きをやってみるという「体操ゲーム」にしてみたんだ』

どんな動きかというと、「四つん這いでハイハイ」とか「10回ジャンプする」とか「棒をまたいだりくぐったり」とか、幼稚園でみんなで遊ぶと喜びそうな内容だったらしい。

『これが、思いのほかウケたんだよね。運動嫌いなウサギまでキャーキャー言いながら、「もう1回(カード引く)!」っていいながら大騒ぎ。 』

見事素晴らしい運動神経を獲得!とまではいかないようだったが、家の中でも楽しく体を動かかす遊びができたのだそうだ。

吹き抜けエリアの正しくないと思われる使い方 その1

雪女さんのお宅はダイニングが吹き抜けになっている。天窓があって、とっても明るい(いや、これはどうでもいいか)。
で、2階の廊下が吹き抜けに接していて、つまり廊下からダイニングを見下ろせるようになっている(実に開放感があるけど、これもどうでもいい)。

『以前何かで読んだんだけど、室内で遊ぶとき、前後左右平面的な空間は利用しやすいけど、上下の空間はなかなか感覚身につけるのが難しいんだって。』

そうだね、せいぜい立ち上がったときの自分の目の高さとか、ソファに立ち上がったときくらいしか、高低の認識はつかみにくいかもね。

『だから、せっかくのこの吹き抜けはせいぜい利用しようと思って、色々工夫して遊んだよ』

ふむふむ、例えば?

『高いところからの遊びの定番といったら、「エレベーター」でしょう。ひもに箱やカゴをつけて、ものを入れて引っ張り上げるという。』

ああ、ありがちだね。

『引っ張り上げる ”入れ物” も子供自身で考えるとなると結構工夫がいるんだよ。大きなものや重いものを入れようと思うとひっくり返ったりするし』

なるほど、確かにそうかも。

『上から引っ張りあげるだけじゃなくて、廊下の手すりにひもをひっかけると、紐を折り返すことで、下から ”引っ張り上げる” ことができるっていうのも、発見できる』

ほんとうは「滑車」を使う遊びができるとよかったんだけどね、と少し残念そうな雪女さんでした。

吹き抜けエリアの正しくないと思われる使い方 その2

ある頃、雪女さんが自慢げに、

『今ねぇ、うちのダイニングすごいよ、” ブランコ ” があるんだよ!』

と教えてくれたことがある。いやいや、室内ブランコってそれほど珍しくもないんじゃ・・・

『違う違う、アン〇ンマンジャングルジムについているようなちゃっちいのじゃなくてさ!』

っていうので見せてもらうと、なんと、吹き抜け二階の廊下から長く垂らしたロープのブランコが!!えええっ、まさかコレ??

『いいでしょ?たまたま物置片付けてたら、引っ越しで使ったロープが出てきてさ。何かに使えないかと考えた結果がこれよ!』

ロープは相当な長さがあったらしく、2か所からぶら下がっていて、一方はただ輪上にだらんと床上50cmくらいのところまで垂らしてあり、もう片方は輪の途中に筒が通してあって、床上40cmくらいの立派な ”ブランコ” になっているのだ。

『はじめはロープだけ2か所たらしたんだけど、ロープに直接座るとおしりが痛いんだって。だから筒で座りやすくしたの。もう一方は片足で立って乗るのにちょうどいいみたいよ』

つまり、ターザンみたいに立ってゆらゆらできるのだそうだ。

『ヒョウもウサギもすごい気に入ったみたいでさ、暇さえあれば ”ゆらゆら” したり、ターザンごっこみたいに遊んでるよ』

と話してくれたのはまだヒョウ君が年中さんくらいの頃だったか。それから5~6年くらいそのブランコは健在だったそうだ。そんなに長くブランコ遊び?

『あのねぇ、気分転換とかリラックスとか、自然にぼーっとするのにいい場所だったみたい。ほら、今、テレビもゲームも本もない空間でぼけっとするって、すっごく難しいじゃない?』

ん?どういうこと?

『身の回りに誘惑が多すぎて、日常的に意識がフル回転させられちゃうんだよ。子供も、それこそ息つく暇もないくらい ”忙しい” 。それが、このブランコは何にもせず ”ぼーっ” とゆらゆらしながら ”一休憩” できる場所なんだよね。』

で、休憩すると、次の遊びや活動に身も心も切り替えられるみたい、なのだそうだ。

『でも、さすがに高学年になってくると乗る回数も減ったし、重量増えてきて手すりへの負荷が心配だったし、なによりジャマで(笑)』

なるほど、たしかにダイニングのど真ん中だったもんね。

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