店内で子供が物を欲しがって泣くのは、なぜか?
ヒョウ君とウサギちゃんは ”スーパーで駄々こねて、ギャーギャー泣きわめかない子” になりました。私も何度か一緒に外出したことありますが、泣きわめくどころか、外出先で大人を困らせる言動を見たことがありません。
どーやってしつけたの??
『じゃあ、聞くけど、どうして子供はスーパーで泣くと思う?』
やっぱり、欲しいお菓子やおもちゃを買ってほしくて、でしょ?
『うん、”疲れた” とか ”ねむい” とかはおいといて、物欲の場合で考えるね。じゃあ、なんで欲しいと泣きわめくの?』
なんでって、なんでだろう?
そういう ”理由” を考えて、先回りして牽制することが、結果的にしつけの近道なんじゃないかな、と雪女さんは考えたという。
『買って欲しくて泣きわめく子は、今までにその手で成功したことがあるんじゃないかな、と思うんだ。もしくはいつもは「欲しい」と言えば買ってもらえるとかね』
大人の都合でルールを変えない。そのためには。
いつもはOKなのに、なんで今日はダメなの?という心理は、大人不信になるし、自分への愛情を疑うことにもなる、となんかの記事で読んだことあるけど、と雪女さんは言う。
『そんな論理はよく知らないけど、私は大人が悪いと思うんだ。 ”今日はいい” とか ”コレはダメ” とか、大人の都合で良し悪しを決められたって、子供は納得できないと思う』
と力説する雪女さんはどうしたかというと、
『成功体験がなければ挫折や失望感もなくなるじゃん。だから私は、出先で子供の欲しがる物を買ったことがないんだ。「欲しい?」って聞いたこともない』
何でも大人が決めると、自分で意思決定ができない子になるかもと思ったが、そんな判断力は小学校にあがってからで十分。欲しいかどうかだけでは決められない、いろいろな条件を考慮できるようになってからの意思決定力のほうが大事だと思うそうだ。
『多分、ヒョウもウサギも ”スーパーは欲しいものを買うところだ” という認識はなかったんじゃない?』
あっけらかんと、雪女さんはのたまった。
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[…] ※ 外出先で手のかからない子の育ち方 ~買い物編~ からの続きになります。 […]