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外出先で手のかからない子の育ち方 ~子供部屋編~

今年度も残すところ約2か月。
お子様が幼稚園や小学校への進学をお迎えになる親御様にとっては、色々と準備でお忙しいことと思います。
制服やカバンなどの注文系は(進学先が決まっていれば)だいたいお済でしょうか?それ以外の生活面での準備は・・・

あれ?そういえば、ウサギちゃんの子供部屋はどうなったんだっけ?

『ああ、無事夏休みに完成したよ~。それっきり、部屋にこもっちゃってなかなか出てこなくなった(涙)』

そうなのです。雪家では子供たちがめでたく子供部屋をゲットできるのは、中学生になってからなのです。

子供部屋は、自分でそこそこ整理整頓ができるようになってから

そもそもお兄ちゃんのヒョウ君に子供部屋を与えたのは中学2年の夏休みだったと聞いた。その理由というのが、

『別にヒョウ自身子供部屋を欲しがっていたわけではないけど、ウサギとの都合を考えると、まあ、この辺だなと。何故それまで部屋を与えなかったかというと、できるだけ親とのコミュニケーションをとれる状況にしておきたかったのと、自分で整理整頓ができるようになってから与えるべきだと思ったから』

雪女さんにとって未知の生物である男の子。ここまで従順に育ってきてはいたが、そこは思春期、そろそろ反抗期だとかの心配も出てくるわけで。
で、従順なうちに出来るだけ ”仲良し” 空気を刻んでおきたかったのだという。

『自分の部屋がないおかげで、普段の宿題類はダイニングでやっていたし、長期休暇の勉強会もリビング(というか居間)で何の疑問ももたずにこなしていた。やっぱり身近にいるから、会話も自然と増えるしね』

自分で整理整頓というのは、

『いや、実はこっちがメインな理由なんだけど(苦笑)。私も旦那さまも、基本的に片付けが苦手。普段ちらかってても気にならないもんだから、そんな環境で育ってきたヒョウもウサギもちらかっていても気にしない。で、私が子供時代、部屋(当時は妹さまと同室)をちらかし放題だったから、そうなると面倒だなと』

で、一言声をかければそこそこ自分で片付けができる年ごろになるまで、引き伸ばしていたのだという。

『実際、中高生の親御さんの話を聞いても 「子供部屋はぐちゃぐちゃ」って聞くことが多いしね。で、きっとそのまま大人になると私や旦那様のような ”散らかってても気にならない” 大人ができあがって、その大人に育てられた子供は、また散らかった空間での生活があたりまえになって・・・』

永遠に負の連鎖じゃん!ここで断ち切らねば!と、気合十分な雪女さん。実際は?

『なかなか、理想道理にはいかないけど、ヒョウの部屋でも ”足の踏み場がないほどぐちゃぐちゃ” ということはないよ。洗濯物や教科書類がところどころ積み上げてあるけど、週に一度は「メンテナンス」させてるから』

メンテナンスとは 「お部屋チェック」らしい。週に一度「今日はお部屋チェックするからね」と予告しておくと、それなりに片付けてくれるそうだ。素直だなあ。
ちなみに、ウサギちゃんは?

『抜き打ちで部屋をのぞくと、服が脱ぎ散らかしてあったり、荷物が放り出してあったりしているけど、寝る前には片付ける習慣にしているみたい。基本きれいだよ』

ウサギは念願の子供部屋だから、愛着もひとしおなんだよね、とのことだった。

家具類は、ある程度好みが確定してからのほうがいい?

子供部屋を中学生になってから用意したのには、もうひとつ大きな理由があるのだとか。

『ほら、 ”入学準備” な家具屋さんで学習机なんか見ると、キラキラパステルカラーのお姫様モードだったり、キャラもののデスクシートで子供を釣ったりしてるじゃん』

幼稚園児には魅力的だろうけど、それを大学受験、果ては社会人になるまで使うわけよ?、ということでして。

『私にも ”憧れの学習机” があったんだけど、ウチの父親が、私に何の確認もせず、勝手に購入してきて(怒)』

もう、悔しかったし、悲しかったし。でもモラハラ気質の父親には怖くて反抗できなくて、泣く泣く我慢したわけよ、とおっしゃる。

『だから、絶対、子供たちには本人が選んだ机を用意してあげたかったのだけど、幼稚園時に選択したものでは、将来的に後悔する可能性が高いと思ったんだ。』

実は雪女さん、恥ずかしい思い出があるんだそうで。

『小学校1年生のときに選んだ自転車が、大きな「リカちゃん」がサイドに印刷されていたものでさあ。何でそんなの選んだのか全然覚えてないんだけど、小学校高学年までそれに乗ってたんだよ』

自転車なら何度も乗り換えることができるが、学習机ともなるとそうもいかない。

『ベッドもそうだけど、簡単に買い替えなんてできないじゃない?だからある程度大きくなって、自分の好みの方向性が決まってからのほうが後悔が少ないと思うんだよね』

それに第一、子供用の学習机は小さすぎる!と雪女さん。

『高校生ともなれば、教科書にノートに辞書に問題集に、って一度に広げたいものがたくさんになる。いちいち物をどかさないとスペースができないようじゃぁストレスになると思うんだよね』

普段から机の上がすっきりしていれば、そんな心配も無用だが、雪家の遺伝子では心許ない、らしい。

『幸い、個室二部屋ともそこそこの広さがあるから、幅120cmのビジネスデスクからチョイスさせたんだ』

イスも、好きなものを別でチョイスできるし、ベッドもロフトタイプにしているから、広々していて快適そうだよ~。

定期的にお引越しをしましよう

さて、今後であるが、定期的に子供部屋の引っ越しをする予定らしい。

『ヒョウとウサギの部屋の環境があまりにも違いすぎるんだよね。ものすごく不公平だから、2年くらいを目途に引っ越しをすれば、大掃除にもなって一石二鳥でしょう』

ちなみに、どのくらい環境が違うのかというと、

『ヒョウの部屋は変形な三角形だけど、八畳近くある上に、間口180のクローゼットがあるし、吹き抜けになっていて天窓があるから、とにかく広くて明るい。』

そのかわり、

『夏はとにかく暑いし、早朝からやたらと明るい。逆に冬はものすごく寒い』

でも、そのかわりに空調があるんだよね。

『そう。ウサギの部屋は六畳でクローゼットもないから、狭いしやや暗い。夏は暑くて日中は苦痛だけど、冬は電気ストーブでも十分温まる』

つまり、空調はなく、扇風機&電気ストーブのみというわけだ。

『だから今後 ”受験生は空調部屋” となるようにローテーションを組むつもりなの。中2、中3とヒョウが空調部屋だったから、今度ウサギが中2、中3で空調部屋に行って、高校受験が終わったら、すぐ、ヒョウと交代して・・・、って感じ』

うわお、何だかせわしなさそうだけど、大掃除を兼ねるっていうのはいい案ですな。

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