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外出先で手のかからない子の育ち方 ~身支度編~

新年度が始まりました。
ご進学、ご進級、おめでとうございます。
雪家の長女雪ウサギちゃんも中学生になりました(パチパチ)
長男雪ヒョウくんは中学3年生、受験生です(ガンバレ~)

さて、高校や中学への進学はともかく、小学校への入学、幼稚園への入園となった親御様は、毎朝やきもきしてお子様の出発時間をむかえているのではないでしょうか?
時間までに準備ができるか、忘れ物はないか・・・

『そんなの、自己責任でしょ~?間に合う時間までに朝食を用意したら、あとは知らないよ』

という、見事な突き放し姿勢を貫くのは、我らが雪女さんです。
自己責任って、ヒドイんじゃ・・・

『なんで~?私は幼稚園のときから持ち物の準備は基本的に全部子供にまかせてるよ。』

と当たり前のようにおっしゃりますが・・・。

幼稚園から登園準備は自己責任で

『幼稚園の持ち物なんて、”おはしセット” ”コップ” ”歯ブラシ” ” お手拭きタオル” ”ナフキン” ”連絡帳”くらいじゃなかった?毎日のものなんだから、年少でもできるって』

といって、入園当初の様子を教えてくれた。

『ヒョウなんか特に、自分の世話は全然できないで入園を迎えたけど、そういえばいつのまにか着替えれるようになってたなぁ。持ち物は、最初の日から、カバンにいれるものを並べて、1つずつ確認しながら登園バッグにいれただけ。』

それを何日か繰り返したら、つぎは自分で用意させて雪女さんが中身チェック。
それも何日かチェックしたら、あとは子供におまかせ、なんだって。
そして、小学校への入学後ももちろん、持ち物に口を出すことはめったになく、むしろ子供たちに書類などの催促をされるくらいらしい。

『自分で用意して ”忘れた!” って経験しないと、 ”次は忘れないようにしよう!” ってならないでしょ?幼稚園なんか、忘れたって予備がいっぱい確保してあるんだし(笑)』

なるほど、忘れる経験か。
そういえば私の知り合いが「忘れ物すると子供(中学生)が私(母)のせいにするから、神経を使う」って言っていたけど。

『神経使う場所が違うでしょ。きっと幼稚園から一通り準備してあげて送り出していたんだよね。早く ”自分のことは自分でする” 子供に軌道修正しないと、大人になっても ”母親に洋服を選んでもらう” ような子になっちゃうよ』

忘れ物を人のせいするクセがつくと、仕事のミスや、人間関係の不都合も人のせいにしかねないよ、と雪女さんは言う。

そういえば、自分の不幸や不満を他のせいにする大人が多くなったみたいだけど、そういうところからきているのかな?

『ありえると思う。自分の判断で行動して、自分の行動に責任をとる習慣を小さなころからつけていかないと、それこそ無責任な言動をする人になりかねないかもね。ほら、社会人でもミスを隠蔽するためにとんでもないことをしたってニュースあるじゃん。きっと小さなミスやそのミスを挽回する経験が乏しくて、パニックになっちゃうんだろうね』

雪女さんは子供たちに「本当に頭がいいというのは、テストや通知表の点数がいいということではなく、トラブルや不測の事態に的確に対処できる判断力のある人だ」と事あるごとに説いているらしい。

笑って済む子供のうちに、失敗をいっぱい経験させるべきかもしれませんね。

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