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外出先で手のかからない子の育ち方 ~食事編~

「幼児は食事をしないもの」と思ったから・・・

外食へ行っても、親戚の家で食事をいただくときも、ヒョウくんもウサギちゃんも全く手がかからない。勝手に動き回ることもなく、食べ方が行儀悪いということもない。それどころか、好き嫌いなし、何でもモリモリ食べる。そう、二人とも小柄なのに、びっくりするほどよく食べるのだ。

『これはねぇ、私もビックリなんだけど。誰に似てこんなに大食いになったのか』

そもそも雪女さんは「子供はごはんを食べさせるのが大変な生き物」だと思っていたらしい。

『よく ”食べない” とか”遊び食べ” するとか言うじゃん。私自身子供の時は食が細くて母親に苦労させたしね』

”食べない生き物” のために作戦はたてていたそうである。その作戦とは、

『3カ月検診のときに ”離乳食の与え方” みたいな講習があってさ、「最初はだし汁だけで煮込むとか薄味から初めて」って言われたから、私はさらに一つ前の段階から始めて見た。』

って、なんと、何も味付けなしの野菜とおかゆからスタートしたらしい。

『んで、食べなくなったらだし汁、それも食べなくなったら薄塩、それがダメになったら薄口しょうゆで味付け、って思ったんだよね。ところが』

「幼児は食事をしないもの」と思ったのに・・・

ヒョウ君は(ウサギちゃんもだが)何の味もつけていない野菜をバクバク食べたのだ。1歳になっても2歳になっても、無味の野菜の茹でたの(てか、レンチンしたもの)と白ごはんで全然問題なく食べ続けた。

『あまりに食べるので、ストップさせるのが大変だったくらい(苦笑)。しかも不思議なことに、たまに外食したり、わたしの実家で食事したりしているから、味のある食事も知っているのに、無味なおかずでも食べる』

食べるならまあいいか、と思っていたが3歳の誕生日を迎えて方向転換をしたらしい。

『幼稚園に行ったら給食じゃん。カルチャーショックを受けるだろうと思って』

無事登園するようになりると、給食もよく食べた。ヒョウくんがあんまりガツガツ食べるので、野菜嫌いの他の子が真似をして野菜を食べるようになった、という思わぬ効果もあったらしい。

『とにかく幼稚園から現在(中2)に至るまで、ヒョウの在籍するクラスは学年で一番残飯が少ないんだよ。』

毎日「今日○○フライ4個食べた~」とか言っているらしい。多分単純に二人前くらい食べてるそうだ。

『でも、ヒョウもウサギも学年で一番くらいに体重軽いんだよ。ホント燃費悪いよねぇ』

食べさせ甲斐がないよ、全く、と羨ましすぎる愚痴をこぼしていた。

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