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外出先で手のかからない子の育ち方 ~長期休暇編~

そろそろ梅雨明け宣言が待ち遠しい今日この頃。
この時期(他には12月と3月)になると、雪女さんはちょっと忙しくなるそうで。

『夏休みにやらせたい課題をピックアップして、プリントして綴じて、できたら結果チェック表も作りたいし・・・』

日誌は放置、メインはお手製プリントな長期休暇

小中学生の長期休暇のメインといえば「なつやすみ」や「ふゆやすみ」のいわゆる日誌であるが。

『ヒョウもウサギももらってきたら速攻手を付けて、休みが始まる前にだいたい終わらせちゃう』

という、なんともうらやましい話。
工作や実験などはちょこちょこアドバイスするが、基本日誌に関しては放置らしい。

『長期休暇中はだいたい午前に2コマ(50分×2回)勉強タイムを設けてるんだけど、そこでは私が準備したプリントをメインにさせている』

プリントって、どんな?

『今はとっても便利な時代だからね。各教科、各学年、ネットで検索すれば無料で印刷できるプリント類が山ほどでてくるから。または、手元にある問題集をコピーしたりもするね。』

ちなみに、基本レベルならネット、応用問題や難問は問題集を使うことが多いらしい。なぜわざわざコピーするの?そのまま問題集を使わせればいいじゃん?

『本のまま渡すと、その量に圧倒されて、ヤル気が失せるんだよ。プリント1枚にしたら ”できるかも” って思うけど、最初にうんざりすると、手を付けるのも億劫になっちゃう。どうせ問題集も一部分しか使わないんだから、達成感をもたせるために、わざわざコピーしてるんだ』

でも、そこそこの束になっちゃうから、結局圧倒されるんだけどね~。だから低学年とか、量を見てテンション下がっちゃうような子には毎回1枚づつ渡すのがオススメ、だそうです。

問題集をわたす場合も直接書き込ませず、別の用紙やノートに問題を解かせるそうだ。

『本当は解けなかった問題をチェックしておいて、後日またトライさせるために書き込ませないようにしているんだけど、中学生でもまだまだそこまで活用はできないねぇ。ま、”ウサギも使うから書き込まないで” といえば納得してくれるから』

それから、課題とする問題には配慮がいるらしい。

『”簡単(基本)レベル2~3,難問レベル1”の割合を心掛けている。簡単なものばかりだと飽きるし、難しいばかりだと凹むからね。それに、私が監督していても50分継続するのは難しいから、気分転換問題も用意している』

気分転換問題とは?

『”算数パズル” とか ”クロスワード” とか ”ナンプレ” とか ”IQパズル” みたいな問題。実は私的には正直こっちがメインだったりするんだけど(笑)』

ボードゲームコレクションを見てもらえばおわかりかと思うが、雪女さんはパズル好き。

『私にとって ”頭がいい” の定義は知識が豊富ではなく、”知識を活用できる”とか ”発想の転換が得意” とかっていうこと。つまり ”頭が柔らかい” 人なんだよね。で、そんな人になるといいなぁ、という期待をこめて、チャンスがあればパズルをさせているんだけど』

決して、私がパズルが得意というわけではないのよ。むしろ頭が固いほうだから、子供には柔軟になってほしくって、というが、いやいや私から見たら十分柔軟だと思うよ。

書道、絵画、作文。長期休暇は絶好のチャンス!

プリント学習以上に雪女さんが気合をいれているのが、書道、絵画、作文だ。

『メインその2(笑)。最近は読書感想文や絵画なんか自由提出になっているけど、1年生の時からあたりまえのようにやらせている』

ほかのページでも紹介したが、まずは書道。

『一度に練習2~3回、清書1~2回を一週間から10日間くらい。特に ”はね” ”はらい” ”とめ” と直線の角度、角の切り替えし、ひらがなのカーブ、筆運びをしつこく教える。ダラダラやっても集中力が落ちるから、一人20分くらいが限度だけどね。』

夏休みと冬休みの集中特訓だが、おかげでヒョウ君は校内のコンクールで入賞する腕前となった。
そして、作文・読書感想文はというと。

『私たちの頃は生活作文もあったけど、いまはほぼ読書感想文だけ。しかも自由提出。でもヒョウもウサギも意外と文章力がないから、ここはきっちり頑張ってる。』

具体的にはどこまで手伝うの?

『ほぼすべて(苦笑)。まず本の選定で数冊オススメして選ばせるところから。で、読んで気が付いたことや感想をとにかくメモさせて、抽出するメモを選ばせて、構成を考えさせて、箇条書きでネタをならべて、推敲して、文章に起こして、推敲して・・・とにかく果てしなく時間かかるよ』

テクニックとしては、「読書感想文の書き方」とかにいくらでも載っているから、参考にするといいそうだ。ちなみに雪女さん自身読書感想文は苦手だったそうで。

『作文は嫌いじゃなっかったし、読書も好きなのに、読書感想文は苦手で。アニメ映画鑑賞して ”映画鑑賞文” で提出したことも何度もあったくらいだし。でも、 ”文章を書く力” は大人になっても重要だし、何より ”作文は苦手” という意識を持たせたくなかったから』

でも、ダメだしいっぱいしていたから、ガッツリ苦手意識ついたかも。作文指導だけは何かさせておくべきだった、と後悔しきりの雪女さんです。

最後に絵画。

『 ”交通安全ポスター” とか ”読書感想画” とか、こっちもだいたい自由提出だけど、極力提出させている。教えるポイントは ”絵の具の使い方” とちょっとしたテクニック。』

実はヒョウくんもウサギちゃんも幼稚園の頃からお絵描きはあまり得意ではないらしい。だからおだてて書かせるのは大変だそうだ。

『二人とも ”豪快” という作業とはほど遠くて、チマチマするタイプだから、絵の具を大量にまぜて背景全体を塗るとかが自分では出来なくて。あとは逆に、建物一面は一色でべたぬりするんじゃなくレンガ仕立てにして一個づつ塗るとか。自然物をちょっとかっこよく ”魅せる” テクニックとか。私なりに(下書きを見て)教えるテーマを持って描かせていた』

という。そしてウサギちゃんは2度校外のコンクールで入選を果たしたそうだ。それを聞いて、

『しまった、口を出しすぎたか!と思って焦った焦った(苦笑)。でも、それまで自分に自信がなかったウサギが全校生徒の前で表彰されてうれしそうだったから、結果オーライということで(笑)』

すごいねぇ。いや、なにがすごいって、書道も絵画もコンクール入選させるレベルにできる雪女さんが凄い!

『いやいや、しょせん小学生レベルですから(笑)。実際ウサギが入選した絵画だって、「えっ、あの程度で?」っていう出来だったよ』


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